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壁紙(クロス)の汚れの掃除の仕方

壁紙(クロス)の汚れは放置せず、すぐに掃除することが大切です。

落ちにくい頑固な汚れがクロスに付着していて、クロスを痛めてしまわないか心配で掃除を後回しにしていたり、諦めてしまっている方もいるのではないでしょうか?

掃除の際には、クロスの種類と汚れの種類に合わせた適切な方法を選ぶことが重要です。

クロスを綺麗な状態で保つことができれば、お部屋をすっきりと見せることができます。

この記事ではクロスのお掃除の方法をまとめていますので、どうぞ参考にしてみてください。

クロスの汚れを放置するのは厳禁

クロスに汚れが発生した時は、できるだけすぐに除去することが望ましいです。

なぜならクロスの汚れを放置すると、汚れが深く染み込んでしまい取り除くことが難しくなるからです。

また、汚れが長期間放置されると、細菌やカビの繁殖など健康上のリスクも考えられます。

汚れが落ちにくくなる

汚れを放置しておくことで、クロスに汚れが蓄積してしまいどんどんと落ちにくくなってしまいます。

特に油汚れはクロスに染み込んでしまうので、頑固な汚れになってしまいがちです。

できるだけすぐに汚れを除去することが大切です。

カビやダニが発生してしまう

実はクロスの汚れがあることでカビやダニが発生してしまう恐れがあります。

一度カビが発生してしまうとそれを食べるダニが繁殖してしまうのです。

特に湿度と温度が高くなる夏場は、カビの発生条件が揃ってしまうので注意が必要です。

カビやダニはシックハウス症候群の原因ともなってしまうので発生させないことが重要になります。

どんな汚れがある?

クロスの一般的な汚れとしては、以下のものが挙げられます。

  • 油汚れ
  • 手垢
  • ほこり
  • 落書き

それぞれの汚れに対して、適切な掃除方法を選ぶことが大切です。以下に、代表的な汚れ別の効果的な掃除方法を紹介します。

汚れ別の効果的な掃除方法

油汚れの場合

キッチンのクロスは料理中に飛び散った油、油煙が付着して汚れやすい箇所です。

放っておくと黄色いシミとなったり、頑固な汚れになってしまうので手早く除去することが大切です。

油汚れを落とすには中性洗剤がおすすめです。

食器用洗剤を薄めたものをクロスに散布し、雑巾などでやさしく拭くだけで落ちます。

油汚れが落ちたら洗剤がクロスに残らないように、固く絞った雑巾で仕上げ拭きをしてあげましょう。

手垢の場合

手垢汚れは壁に触ることで付く汚れです。

普段クロスを触ることはないように思うかもしれませんが、電気のスイッチなどの付近は意外と手垢が付きやすい箇所です。

ほとんどの場合洗剤を使わずに水拭きをするだけで落ちますが、長く放置している手垢汚れの場合にはしつこい汚れとなっている場合も。

そういった時は先ほどのように中性洗剤を使ってお掃除してみてください。

ホコリの場合

ホコリ汚れは空気中のホコリが自然と付く汚れで、クロスのどんな場所にも付いてしまいます。

しかしながら汚れの頑固さはありませんので、乾いたぞうきん又は固く絞ったぞうきんでサッと拭くだけで除去できます。

手の届かない高い場所は、ハタキなどを利用してホコリ汚れを落としましょう。

落書きの場合

小さなお子様がいる家庭では、落書きによる汚れがあるケースも多いです。

油性ペンや水性ペン、色鉛筆、クレヨンなどの汚れなどがあります。

水性ペンの場合には水拭きで汚れを落とすことができますが、油性ペンやクレヨンの場合はそれだけでは落ちません。

このような場合は、アルコールとメラミンスポンジを使ってみるのが良いです。

除菌用のアルコールをクロスに散布し、メラミンスポンジで軽くこすります(強くこすらないこと)。

仕上げに中性洗剤などで水拭きすることで、ほとんどの場合きれいになります。

クロスの種類による注意点

クロスの種類によっては掃除の仕方に注意が必要です。

ビニールクロスの場合

ビニールクロスは日本で一番よく使われているクロスです。

洗剤を利用した掃除ができますが、強度が弱いので強くこすらないように注意が必要です。

また水分が残ってしまうとクロスの剥がれや変色の原因にもなりますので、水分を残さないようにしっかりと乾拭きをしましょう。

紙クロスの場合

紙クロスはビニールクロスと比べて薄いのが特徴です。

そのため耐久性については他のクロスと比べて低くなるため、より注意して掃除をする必要があります。

破れてしまうので、強い力を掛けてゴシゴシとこすることは厳禁です。

またほとんどの紙クロスは湿気に弱いので、水を使って掃除をすることは避けましょう。

布クロスの場合

布クロスは別名織物クロスとも呼ばれ、繊維素材を使用したクロスのことです。

繊維素材のため、表面が凸凹したものが多く汚れが隙間に入り込み落としにくいことがあります。

また水を吸いやすい性質があるため、基本的に水を使用して掃除をすることは避けた方がいいです。

掃除がしにくいクロスですので、汚れがたまらないように日ごろから乾拭きをするなど日常的な掃除を心掛けた方がいいでしょう。

まとめ

クロスの汚れは放置せずにすぐに掃除することが重要です。

汚れの種類に合わせた適切な方法を選び、壁紙の種類による注意点も守りながら掃除を行うことが長期的な美観や健康のためにも必要です。

もしクロスを痛めてしまったり、落ちない汚れがある場合にはクロスの張り替えも選択肢となります。

当社ではお客さまごとに最適なクロス張り替えのご提案をさせていただいています。

どのようなご質問にも、親身になってお答えいたしますのでクロスの張り替えをご検討でしたら、お気軽にお問合せください。