どうもこんにちは!
私は建築系の職人ブロガーです。
今日も分かりやすく、誰も本当の数字を教えてくれない、工事にかかるリアルな金額を分かりやすくお教えしますね!
それでは目安として分かりやすく、「6畳」のフローリングの張り替え費用を「約10㎡」を前提に、実際の施工事例と見積もり内訳で分かりやすく解説していきます!
ざっくりですが、相場は25〜30万円前後が目安です。
ただし、フローリング材には無垢フローリングと複合フローリングがあり、この2種類のそれぞれに、「安いフローリング材」~「超がつく高額なフローリング材」までありまして、いわゆるピンキリとなります。
さらに、新しくフローリングを張る床部分の「下地の状態」ですが、これもまた「手直しの必要が一つもない下地」~「全部やりなおし」まであり、これもまたピンキリなんです。
なので、必要な工事の内容によって、金額が大きく変わることは知っておいてください。
ちなみに、条件が合えば上貼りフローリングで20万円を下回る金額に収まることもあります。
※上から貼ったとは思えない仕上がり「リクテカの上貼りフローリング」について詳しくはコチラ→フローリングは張り替える?上から貼る?費用・工期・仕上がりを6帖と3LDKで比較!
この記事では「6畳フローリングの張り替え」や「費用と相場」、「見積もりの例」の答えを、分かりやすく、具体的に解説します!

もくじ
6畳の費用を最短でつかむコツ→「10㎡」「平均相場」「内訳の型」
6畳は「10㎡」で計算すると、見積もりの読み解きが一気に楽になります。
面積が定まると、単価×数量の妥当性が数分で確認できるからです。
まずは「平均相場」と「内訳の型」を手に入れて、細かな判断は後から積み上げていきましょう。
6畳は約10㎡で計算|江戸や団地などは無視、今は10㎡基準。
同じ6畳でも畳の規格差(江戸間や団地間などの計算)で面積がわずかに前後します。
ただし、どの地域で参考にしても、費用判断のブレを最小限にできるように「ここでは10㎡基準」で統一します。
ご自宅の実測が9.6㎡や10.4㎡でも、まずは10㎡で概算し、最終見積で微調整すると迷いが減ります。
張り替え相場は25〜30万円前後|まず平均相場の感覚を持つ
材料と工法が多様でも、6畳張り替えの現実的な着地は25〜30万円前後に収まることが多いです。
相場感があると、安すぎる提示や、過度な上振れを早い段階で見抜けます。
この後の実例3ケースで、自分の優先順位に近いラインを確かめてください。
見積の内訳テンプレ|材料費・施工費・撤去処分・付帯・諸経費。
見積には、以下の項目が入ります。
材料費/施工費/既存撤去・廃材処分/付帯(巾木・見切り設置・下地調整)/諸経費
このように分解すると判断しやすくなります。
テンプレに各社の数値を書き写すだけで横比較ができます。
上記の内訳の中で、何かが書かれていない場合に考えられるのは、項目のどれかに加算しいてる、項目の入れ忘れです。
あと、2大悪徳業者の「手抜き業者」と「ぼったくり業者」によくある工事後請求が考えられます。
金額の入れ忘れだったらラッキーですが、「手抜き業者か」「ぼったくり業者」であれば笑えません。
「手抜き業者」と「ぼったくり業者」については、クロスが題材ですが、これを見れば手口が分かります→クロス張替えの激安業者は危険|ぼったくりの見極め方と依頼前に必ず聞く3つの質問
条件で変わる金額差|材料・下地・追加工事を見極めるコツ
同じ6畳でも、「材料の選択」と「下地の状態」、そして「追加工事」の有無で総額が大幅に変わります。
迷ったときは「質感」、「長期安定」、「予算」のどれを優先するかを先に決めましょう。 優先順位が決まると正解は自然と絞れます。
無垢と複合の選び方|質感優先かコスパ優先か
「無垢材フローリング」は温かい足触りと、経年劣化が「年季」としていい雰囲気をだすのが魅力で、1㎡あたりの材料費はやや高めになりがちです。
そして、お手入れが大変です。
「複合材フローリング」は耐傷性やメンテのしやすさに優れ、同じ6畳でも総額が抑えやすくなります。
「触感と表情を取りたいか」←無垢フローリング
「掃除や凹みに強くしたいか」←複合フローリング
で選ぶと後悔が少なくなります。
築年数と下地状態|床鳴り・たわみ・合板劣化が費用に与える影響
築年数が進むと合板の剥離や根太の緩みで「床鳴りやたわみ」が出やすくなります。
この場合は「下地補修」をセットにすると仕上がりが安定します。
「下地補修をケチる」と、とんでもない悪夢が起こる可能性があります。
例えば、フローリングを新調したのはいいけど、フローリングが「たわんできた」。そんなことになれば、せっかく新調したフローリングを剝がして、下地を直して、また新しいフローリングを張る。
なんてことになれば、ハンパじゃないほどのお金がかかります。
下地補修が必要な場合は、再工事のリスクを減らすためにも、しっかりやっておきましょう。
業者を呼んで現場調査をする時は「どこをどう補修するのか」を写真や図で説明してもらい、金額とセットで記録しましょう。
よくある追加費用の目安|防音3〜5万・補修2〜4万・巾木2〜3万
集合住宅で「防音マット」が必要な場合は3〜5万円の上乗せが目安です。
「下地補修」は2〜4万円の幅で、範囲によって変動します。
壁際の仕上げで「巾木交換」が入ると2〜3万円ほど見ておくと安心です。
【実例】6畳の見積もりケース3選|金額と内訳をそのまま比較
ここからは「そのまま使える金額例」を内訳つきでお見せします。
ご自宅の条件に近いケースを基準に、増減の要因を足し引きしてください。
呼んだ業者の見積もり合計が大きく外れる場合は、内訳のどこが効いているかを確認しましょう。
張替え施工事例①
フローリング材:無垢フローリング
工事金額: 27.5万円
案件の特徴:素材にこだわり有り・下地問題なし
材料費(無垢)10㎡×12,000円=120,000円
施工費(張り替え)10㎡×9,000円=90,000円
既存撤去・処分 10㎡×2,000円=20,000円
下地調整 一式=15,000円
巾木交換 一式=10,000円
諸経費=20,000円
合計=275,000円
職人的感想:無垢の触感と表情に価値を置く方が、下地良好の条件で選びやすい構成です。
張替え施工事例②
フローリング材:複合フローリング
工事金額:22.0万円
案件の特徴:コスパ重視・標準仕様。
材料費(複合)10㎡×8,000円=80,000円
施工費(張り替え)10㎡×7,000円=70,000円
既存撤去・処分 10㎡×2,000円=20,000円
下地調整 一式=5,000円
巾木交換 なし=0円
諸経費=45,000円
合計=220,000円
職人的感想:見た目と耐傷性のバランスを取りつつ、総額を抑えたいケースに向いています。
張替え施工事例③
フローリング材:複合フローリング
工事金額:補修込み 28.0万円
案件の特徴:長期安定・防音追加。
材料費(複合)10㎡×9,000円=90,000円
施工費(張り替え)10㎡×8,000円=80,000円
既存撤去・処分 10㎡×2,000円=20,000円
下地補修 一式=50,000円
防音マット 一式=30,000円
巾木交換 なし=0円
諸経費=10,000円
合計=280,000円
職人的感想:築年数が進んだ住戸や集合住宅で、「快適さと再工事リスクの低減」を重視する方向けです。
張り替え・上貼りを要点だけ|詳しくは特化記事へリンクから
この記事は「フローリング張り替えに特化した記事」なので、「張り替え施工」に対をなす「上貼り施工」については、要点だけに留めます。
より詳しい「工程」や「メリット・デメリット」は
→フローリングは張り替える?上から貼る?費用・工期・仕上がりを6帖と3LDKで比較!を参照してください。
症状からの選び分けは
→【保存版】フローリングの劣化診断|張替えか上貼りかの見極め方と業者の選び方で深掘りしています。
張り替えが向く場面|撤去で根本対処したいとき
既存床の損傷が大きい場合や下地の劣化に不安がある場合は、「撤去して組み直す張り替え」」が適しています。
工期と費用は増えますが、「根本的な改善」に直結します。
再発の心配を減らしたい方は候補に入れてください。
上貼りが向く場面|条件が揃えば20万円台前半も
既存床が健全なら、「上貼り施工」は短工期と低コストが期待できます。
6畳なら「10万円台後半」での着地も十分に狙えます。
上から貼りますが、「上から貼ったとは思えない仕上がりを実現しています。」
「張り替え」・「上貼り」それぞれの価格・仕上がり・工程の詳しい比較は
→フローリングは張り替える?上から貼る?費用・工期・仕上がりを6帖と3LDKで比較!に集約しています。
床鳴りや沈み込みなど症状別の判断は
→【保存版】フローリングの劣化診断|張替えか上貼りかの見極め方と業者の選び方をご覧ください。
この記事は「フローリング張り替え6畳の費用判断」に特化して、その他の詳しい解説は関連記事のリンクを貼っておきました!
それでは、次の
『見積で失敗しない進め方|チェック表と依頼の流れ』に進みます!
見積で失敗しない進め方|チェック表と依頼の流れ
ここからは実際に業者から渡された見積書を前にしたときの確認手順です。
「一度読むだけで再現できる」」ように、チェック表と依頼フローを用意しました。
迷いを感じたら、最後のCTAからお気軽にご相談ください。
見るべき3点|材料名・㎡単価・追加条件の明記
「材料名(メーカー・品番)」が書いてあるかを確認します。
「㎡単価と数量」が記載されていて、合計と一致しているかを見ます。
「追加条件と金額」が「発生したらいくら」かかる。
と、明文化されているかを必ずチェックしてください。。
安すぎる見積の落とし穴|品質・保証・再工事のリスク
極端に安い場合は、「材料のグレードの低く」していたり、「工事の項目を減らして予算を減らす手抜き工事」の危険が潜んでいることがあります。
短期・手抜の不具合は「結局は高くつく」ため、「保証範囲と期間」を確認しましょう。
相見積もりで平均相場を知っておき、工事には「何が必要」で、「どれくらいかかる」か、料金の低い数字だけで決めないことが失敗回避になります。
現地調査から着工までの流れ|無料相談CTAで不安を解消
現地調査で採寸と下地確認を行い、写真付きの説明を受けます。
仕様確定後に「内訳明細付きの見積」を受け取り、工期と注意事項をすり合わせます。
不安があれば「無料相談」から事例写真を見比べ、納得してからご依頼くださいね。
まとめ
ここまで読み進めて頂きありがとうございます!
最後におさらいです。
6畳=約10㎡、張り替えは25〜30万円前後が現実的な目安です。
・無垢フローリング27.5万
・複合22万/補修+防音28万
・フローリング上貼り施工←(リンク)
フローリング工事は全部でこの3つです。
どちらを選ぶかは、ご自分ご自分に合う形を選びましょう。
防音3〜5万・補修2〜4万・巾木2〜3万は上振れ要因なので、工事を依頼する前に見積書の内訳をチェックしてください。
判断に迷ったら、私にご相談ください!
無料相談で、皆さんそれぞれのご自宅に合わせて最適なご提案をいたしますよ!



