2024年1月12日 皆さんこんにちは。今日はカーペットからフローリングにリフォームする工程を、写真付きで解説します。まず初めに、マンションのカーペットからフローリングへのリフォームに関しては、マンションの防音規定に従う必要があります。マンションのカーペットからフローリングへのリフォームの場合は、L45フローリング、またはL40フローリングが規約で定められています。L45,L40とは防音性能のことで、数字が小さいほど防音性能が高いことを示しています。一軒家に関しては、どんなフローリングを選んでも良いです。今回は、マンションのカーペットからフローリングへのリフォームを例に挙げます。それではカーペットからフローリングへのリフォーム工程を見ていきましょう。 もくじ1 カーペットからフローリングへのリフォーム工程①:カーペットとフェルトを撤去する2 カーペットからフローリングへのリフォーム工程②:グリッパーを撤去する。3 カーペットからフローリングへのリフォーム工程③:カーペット用ソフト巾木を撤去する4 カーペットからフローリングへのリフォーム工程④:接着剤の除去5 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑤:簡易根太の設置6 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑥:フローリング用接着剤の塗布7 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑦:サネが外れないための保護8 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑧:施工が完了した箇所を傷つけない様に工具を移動する9 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑨:巾木の設置10 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑩:リフォーム完了 カーペットからフローリングへのリフォーム工程①:カーペットとフェルトを撤去するまず初めに、カーペットとフェルトを撤去します。フェルトとは、カーペットの下にあるクッション材のことです。カーペットとフェルト剝がし、丸めておきます。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程②:グリッパーを撤去する。グリッパーとは、カーペットを固定するための材料です。グリッパーは壁際に設置されています。グリッパーの表面にはトゲが無数に設置されていて、そのトゲでカーペットを固定して、めくれない様にするためのものです。 次に、グリッパーを固定している釘をバールで全て抜きます。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程③:カーペット用ソフト巾木を撤去するカーペットのお部屋には、カーペット専用のソフト巾木が設置されています。壁紙をリフォームしない場合は、壁紙を傷つけないように慎重にソフト巾木だけを外していきます。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程④:接着剤の除去床には、フェルトを固定するための接着剤が塗布されており、フェルトを撤去しても残っています。なので、スクレーパーなどで全て削り取ります。 これで下地の調整が全て完了しました。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑤:簡易根太の設置防音フローリングの底には、クッション材がついています。壁際に根太を設置しないと家具が揺れて倒れる危険性があるので、壁際に貼るフローリングのクッション材を取り除き、根太で高さを調整してからフローリングを貼っていきます。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑥:フローリング用接着剤の塗布フローリング専用の接着剤を均等に塗布し、フローリングを貼っていきます。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑦:サネが外れないための保護接着剤が完全に乾燥するまでは、フローリング同士が離れない様に養生テープでしっかりと固定します。これを怠ると、フローリングのサネが外れて接着剤が固まってしまう危険性があります。もしそうなってしまったら、全てやり直しになってしまい、大惨事となりますので注意が必要です。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑧:施工が完了した箇所を傷つけない様に工具を移動する工事が進むにつれて、フローリング施工が完了した部分に工具をおく必要が出てきます。この時に、せっかく貼ったフローリングを傷つけてしまうとやり直しになるので、工具を置くときには細心の注意をはらいます。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑨:巾木の設置フローリング施工が完了したら、巾木を設置します。 巾木とは、壁と床の隙間を隠すための部材です。巾木はピンタッカーと接着剤で固定します。 次に、コーナー材を設置して巾木施工は完了です。 カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑩:リフォーム完了フローリング施工、巾木設置が終われば、清掃をして工事完了です。 今日はカーペットからフローリングへのリフォームの工程を①から⑩に分けて解説しました。最後までお読みいただきありがとうございます。この記事が、皆さんの参考になればとても嬉しいです。また、当社はフローリングの施工店です。フローリングでお悩みの際は、いつでもお気軽にご連絡ください。