Scroll Top

カーペットから防音フローリングにリフォームする工程を詳しく解説します!

皆さんこんにちは。今日はカーペットからフローリングにリフォームする工程を、写真付きで解説します。

まず初めに、マンションのカーペットからフローリングへのリフォームに関しては、マンションの防音規定に従う必要があります
マンションのカーペットからフローリングへのリフォームの場合は、L45フローリング、またはL40フローリングが規約で定められています。
L45,L40とは防音性能のことで、数字が小さいほど防音性能が高いことを示しています。
一軒家に関しては、どんなフローリングを選んでも良いです。
今回は、マンションのカーペットからフローリングへのリフォームを例に挙げます。
それではカーペットからフローリングへのリフォーム工程を見ていきましょう。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程②:グリッパーを撤去する。

グリッパーとは、カーペットを固定するための材料です。
グリッパーは壁際に設置されています。
グリッパーの表面にはトゲが無数に設置されていて、そのトゲでカーペットを固定して、めくれない様にするためのものです。

次に、グリッパーを固定している釘をバールで全て抜きます。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程③:カーペット用ソフト巾木を撤去する

カーペットのお部屋には、カーペット専用のソフト巾木が設置されています。
壁紙をリフォームしない場合は、壁紙を傷つけないように慎重にソフト巾木だけを外していきます。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程④:接着剤の除去

床には、フェルトを固定するための接着剤が塗布されており、フェルトを撤去しても残っています。
なので、スクレーパーなどで全て削り取ります。

これで下地の調整が全て完了しました。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑤:簡易根太の設置

防音フローリングの底には、クッション材がついています。
壁際に根太を設置しないと家具が揺れて倒れる危険性があるので、壁際に貼るフローリングのクッション材を取り除き、根太で高さを調整してからフローリングを貼っていきます。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑥:フローリング用接着剤の塗布

フローリング専用の接着剤を均等に塗布し、フローリングを貼っていきます。

ーペットからフローリングへのリフォーム工程⑦:サネが外れないための保護

接着剤が完全に乾燥するまでは、フローリング同士が離れない様に養生テープでしっかりと固定します。
これを怠ると、フローリングのサネが外れて接着剤が固まってしまう危険性があります。
もしそうなってしまったら、全てやり直しになってしまい、大惨事となりますので注意が必要です。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑧:施工が完了した箇所を傷つけない様に工具を移動する

工事が進むにつれて、フローリング施工が完了した部分に工具をおく必要が出てきます。
この時に、せっかく貼ったフローリングを傷つけてしまうとやり直しになるので、工具を置くときには細心の注意をはらいます。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑨:巾木の設置

フローリング施工が完了したら、巾木を設置します。

巾木とは、壁と床の隙間を隠すための部材です。
巾木はピンタッカーと接着剤で固定します。

次に、コーナー材を設置して巾木施工は完了です。

カーペットからフローリングへのリフォーム工程⑩:リフォーム完了

フローリング施工、巾木設置が終われば、清掃をして工事完了です。

今日はカーペットからフローリングへのリフォームの工程を①から⑩に分けて解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事が、皆さんの参考になればとても嬉しいです。
また、当社はフローリングの施工店です。
フローリングでお悩みの際は、いつでもお気軽にご連絡ください。