2023年9月11日 借りて(賃貸)で住んでいる部屋で、問題やトラブルが発生した時に、どのように対処すれば良いのか迷うことがあります。特に、フローリングのニスやワックスが剥がれてしまった場合、退去時に追加の費用が発生するのではないかと不安に感じる人はとても多いです。そこでこの記事では、賃貸物件でフローリングのニスやワックスが剥がれてしまった場合に、退去時にお金がかからないようにする方法について解説します。国土交通省の規定を指標として、どのような対応が求められるのか、また、管理会社への早めの報告がどれほど重要なのかについても触れていきます。賃貸での快適な生活を送るためにも、トラブル時の正しい対応方法を知っておくことは非常に重要です。 もくじ1 フローリングのニス、ワックスの剥がれ: 早めの対応で退去費用を抑える方法1.1 早めの報告の重要性1.2 国土交通省の規定を指標にした対応策1.3 修復の方法とその費用1.4 まとめ2 賃貸物件のフローリングトラブル: ニス・ワックス剥がれに早急に対応する方法2.1 ニス・ワックス剥がれの初期対応2.2 管理会社への報告方法2.3 修復に向けたステップバイステップガイド2.4 まとめ フローリングのニス、ワックスの剥がれ: 早めの対応で退去費用を抑える方法 賃貸物件での生活は多くの利点がありますが、メンテナンスの問題も付いてまわります。特にフローリングのニスやワックスが剥がれてしまった場合、どのような対応をすれば退去の時に余計な費用を抑えられるのかが気になるところです。まず、大切なのは何もしないことです。ニス、ワックスの剝がれは、経年劣化の部類です。「年月とともに劣化していくものに関しては、貸し主である大家さんが全額負担する」ことが、国土交通省のガイドライン⇒「住宅:原状回復をめぐるトラブルとガイドラインについて」でも示されています。なので、自分で何とかしようとして、お金をかけて業者を呼ぶ必要もないのです。また、自分で何とかしようとしたら、逆に今以上に床が傷んでしまった。などのリスクもありますからね。何もしないことが正解です。早めの報告の重要性まず最初に知っておくべきことは、問題が発生した際には速やかに管理会社に報告をすることが重要であるという点です。これにより、ニス、ワックスが剝がれて、傷付きやすくなった場所が生活中に損傷するなど、問題が悪化する前に、対象箇所に適切な対応をとることが可能となります。また、管理会社に早期に報告することで、⇒善管注意義務(国交省)を果たし、退去時に高額な修復費用が発生するのを防ぐことができます。国土交通省の規定を指標にした対応策国土交通省の規定を指標に、どのような時にどんな対応が必要かを、事前に知っておくことも大切です。国土交通省は、賃貸住宅の管理に関するさまざまなガイドラインを整備しており、これを参考にすることで、適切な修復方法や費用を把握することが可能です。修復の方法とその費用最後に、修復の方法とその費用について考えてみましょう。まずは、自分の判断だけではやらないでください。専門知識がない場合、状況を悪化させる可能性があります。なので、フローリングのニスやワックス剥がれは、管理会社に依頼し、専門の業者を呼んでもらいましょう。この時の注意点をお伝えします。自分自身に正しい知識がないと、本来ならば大家さんの責任なのに、借り手側に修繕費用を請求してくる管理会社もいるので注意しましょう。国土交通省の手引きを確認したことを管理会社に伝えつつ相談してください。これにより、悪徳な管理会社だとしても、経年劣化の部類であるニス、ワックスの剝がれを、借り主に請求することをためらうはずです。また、管理会社の中には、こちら側(借り手)に専門業者の手配をお願いしてくる場合もあります。この場合は、費用の負担は大家さん側であることをキッチリ伝えましょう。まとめフローリングのニスやワックスが剥がれてしまった場合でも、早めの報告と適切な対応を行うことで、退去時の費用を抑えることが可能です。国土交通省の規定を参考にしながら、安心して退去できるように心掛けましょう。 賃貸物件のフローリングトラブル: ニス・ワックス剥がれに早急に対応する方法 賃貸物件でのフローリングトラブルは、退去時に意外と高額な修復費用が発生する原因となり得ます。特に、フローリングのニスやワックスが剥がれてしまった場合、そのあとの対応次第で、フローリングのダメージの度合いが大きく変わってきます。ここでは、早急にした方が良い対処方法について解説します。ニス・ワックス剥がれの初期対応フローリングのニスやワックスが剥がれた直後の、初期段階での対応は非常に重要です。まずは、剥がれた部分の写真を撮影し、日付と状態を記録しておきましょう。これは、後々の交渉材料として役立つ可能性があります。管理会社への報告方法次に、管理会社への報告方法についてです。報告はメールや電話で行い、写真や状態の記録を提供しましょう。そして可能であれば、修復の方法や費用についても認識のずれが無いように、しっかり確認しておくことが重要です。修復に向けたステップバイステップガイド最後に、修復に向けた具体的なステップを解説します。まず、専門の業者に見積もりを依頼することをお勧めします。そして見積もりを基に、管理会社との交渉を進めていくことになります。この段階で、国土交通省の規定をもとに、「この件の工事費用は大家さん側の負担である」ことをお互いで再確認しておきましょう。これにより、余計な出費が回避できて、キレイなフローリングで生活の再開ができます。まとめフローリングのニス・ワックス剥がれは、早急な対応が求められるトラブルの一つです。初期対応から、修復に向けた正しいステップを踏むことで、退去時に余計な費用が発生しないで済みます。この記事が皆さんの参考となり、安心して暮らせて、より少ないリスクで退去するための参考になればとても嬉しいです。⇒フローリングのリフォームはリクテカへ