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フローリングの継ぎ目とは?隙間や突き上げのトラブル対処方法も紹介します!

フローリングには継ぎ目があって、メンテナンスでは特に重要ということを知っていますか。

フローリングに隙間ができたり、盛り上がったりしてきてしまって修理しなければならないことがしばしばあります。フローリングの継ぎ目はこのようなトラブルに深いかかわりがあります。

この記事では継ぎ目の意味と、隙間や突き上げの原因・対処方法を紹介します。

フローリングの継ぎ目とは

フローリングの継ぎ目とは、フローリング材同士をつなぎ留めている部分です。

フローリングは一枚の板でできているわけではなく、フローリング材を組み合わせて敷き詰めることで作り上げています。市販のフローリング材は303mm×1818mm×12mmが標準的で、さねと呼ばれる接続部をかみ合わせながら床に敷き詰めて施工します。

フローリングの継ぎ目とはさねの部分で、フローリングの床にはたくさんの継ぎ目があります。

フローリング材をつなぐだけで施工できるため、フローリングは施工が簡単です。

ただ、継ぎ目があるのが原因で隙間ができたり、床が盛り上がる「突き上げ」が起きたりすることがあります。フローリングの床では継ぎ目で隙間や突き上げができたときに、適切なメンテナンスをしていくのが大切です。

継ぎ目で隙間や突き上げが起こる原因

フローリングの継ぎ目で隙間や突き上げが起こる原因は何なのでしょうか。よくある原因を確認しておきましょう。

水拭きや水こぼし

水分はフローリングの隙間や、突き上げが起こる原因として最も多いものです。

フローリングを水拭きしたり、水をこぼしたまま放置したりすると、フローリング材が伸縮してしまいます。単純な湿度の変化でも伸縮を起こして変形することがあります。

表面に防水コーティングをすれば予防することが可能です。

床暖房やホットカーペット

床暖房やホットカーペットの使用によって温度変化が起こると、伸縮しやすくなります。

特に無垢フローリングの場合には、熱による変化で隙間ができる場合があるので注意が必要です。断熱材を挟んでフローリング材を敷けば熱による変形を防ぐことができます。

フローリング材や接着剤の経年劣化

フローリング材や接着剤の種類によっては、経年劣化が原因になる場合があります。

紫外線や衝撃などによる劣化でも伸縮することがあります。接着剤の寿命が来たりすると隙間ができる場合もあるので、古くなったフローリングには対処が必要です。

継ぎ目で隙間や突き上げが起きたときの対処方法

継ぎ目で隙間ができたときや、突き上げが起きたときにも修繕できます。

基本的な対処方法を紹介するので、状況に合わせて修繕方法を選びましょう。

コーキング修理

フローリングの継ぎ目に隙間ができたときにはコーキングで修理できます。

コーキング材を隙間に詰めて固める方法です。フローリング材の色に合わせてコーキング材を選ぶとあまり目立たなくなります。ただ、触ったときの感触がゴムのような感じになるので、仕上がりが良いとはあまり言えません。

継ぎ目の隙間が目立つのが気になったときの一時しのぎとしておすすめです。

フローリングの張り替え

フローリングを張り替えればすべて解決します。

隙間でも突き上げでも張り替えればきれいになります。隙間や突き上げの部分だけを張り替えることも可能ではあります。

ただ、部分張替えをしても、別の継ぎ目で同じ問題が発生するリスクがあります。仕上がりの良し悪しも施工業者の技術や、隙間や突き上げの状態などによって大きく変わるので、全面張り替えをした方が良いでしょう。

突き上げのときには他の対処方法があまり効果的ではないので、フローリングの張り替えが適しています。

フローリングの重ね貼り

継ぎ目に隙間ができただけであれば、フローリングの重ね貼りがおすすめです。

薄いシート状のフローリング材を重ね貼りする施工方法があります。隙間をカバーするようにシートを貼るだけで施工できるので、簡単で費用も比較的低くて済むのが特徴です。

継ぎ目の隙間や突き上げのところだけ施工することも、全体に施工して仕上がりを良くすることもできます。

重ね貼りでは突き上げや膨らんでしまった部分を専用工具で削りとり、平にします。その上からフローリングを上貼りする事で、フローリングをフラットに新調できます。

また、上貼りは貼り替え施工に比べると、既存のフローリングを廃棄しないで済むので、その分の人件費、廃棄代が削減できます。

まとめ

フローリングはフローリング材を敷き詰めて作られているのが特徴で、材料の間に継ぎ目があります。

継ぎ目の部分に隙間ができたり、突き上げが起こったりすることがあるので、適切な修繕をしましょう。突き上げは張り替えでないと対応するのが難しいですが、隙間ならコーキングや重ね貼りで対応できます。

重ね貼りはフローリングをより良い状態にできるだけでなく、費用に合わせた施工ができます。継ぎ目で隙間ができたときには重ね貼りできれいなフローリングにしましょう。

当社の上貼りフローリングは、仕上がりの美しさにも定評があります。

また、通常のフローリング施工額の約1/3を実現しました。使用する接着剤も一般のウレタン接着剤と比べ、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの放散濃度が1/1000なので住みながらの工事、ペットやお子様にも安心安全な工事が可能です。

施工後1年間の無料メンテナンス付きですので、安心してお問合せください。