お部屋のクロスを替えたいなと思い、柄やグレードなどをどうするのか迷っていたとしても、クロスの厚みについて気にしているという方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
もちろんクロス選びには、自分が気に入ったデザインのものを選ぶことが一番重要なことだと思います。でもそれだけでなく、クロスの厚みにも気を付けるということも頭に入れておくといいかもしれません。
とくにDIYでお部屋のクロスを一部張り替える時には、クロスの厚みについて知っておく必要があります。
ということで今回は、クロスの理想的な厚みとは何か、なぜ理想的な厚みのクロスを選ぶことが大切なのかなどを詳しく解説していきます。
あなたの大切なお家のクロス替えを完璧なものにするために、ぜひ読み進めてみてください。
適切なクロスの厚みは0.3ミリから0.5ミリ
クロスの厚みは、薄いものでも厚いものでもなんでもいいわけではありません。どちらも一長一短という面があります。
あまりにもクロスが薄すぎると、施工中に破れてしまうリスクがありますし、生活を送る上でちょっとした衝撃でも破れてしまうこともあります。
逆にクロスが厚すぎると、扱いやすく施工がしやすい、耐久性が保てるといったメリットがあり丈夫にはなりますが、厚みがあることでお部屋に熱がこもりやすくなる場合があります。
それらを踏まえて適切なクロスの厚みをお伝えしますと、0.3mmから0.5mmを選ぶのがベターだといえます。
ちなみに通常、クロスのメーカーのカタログには、なぜかクロスの厚み表示がないです。
でも実際には厚みの違いはあるものがたくさんあります。違いを知るためにはサンプルを取り寄せて自分で計る必要があります。
それが面倒なら、専門の業者にクロスの厚みの相談をしながら張り替えをしてもらうのが手っ取り早い方法でしょう。
クロスの一部を張り替えるときは、厚みの違いに注意する
もしクロスの一部を張り替える場合は、既存のクロスと全く同じ厚みにすることが大切です。
クロスの厚みが異なると、継ぎ目の凹凸などで違和感のある仕上がりになってしまいます。
隣り合っている箇所を施工する際は、もちろん同じ色で同じデザイン、同じ素材のものを使用しなければならないのは当然ですが、厚みにも気を付けなければなりません。
もしすでに施工されているクロスの厚みと合わない場合、継ぎ目を違和感なくなじませることもできますが、素人がやると難しい場合もあります。
クロスの破損や色あせなどで一部交換する場合、交換する素材が元の壁紙と全く同じ厚みであるかどうかが重要ということです。
1ミリでも厚みに差があると、施工上の問題や、クロス施工後の見た目のムラの原因になることがあります。
美しい仕上がりはプロにおまかせ
もしクロスの厚みに関しての不安があるのなら、プロに任せるというのが良い選択かもしれません。
クロスの張り替えは比較的かんたんな施工といわれているので、それなら自分でやってみようと思う方も多いでしょう。
もちろん、自分できることはぜひ挑戦して欲しいのですが、大切なお家のことですので失敗ができないということもよく考えてからやってくださいね。
それにいくらかんたんとは言っても、慣れないことをするのでプロのような美しい仕上がりにするのは難しいでしょう。
もし少しでも不安があれば、いっそのことプロに相談してみましょう。
クロス貼りの専門家は、それぞれのお家ごとに適切なクロスを選ぶための経験があり、高い技術で見た目もきれいに仕上げてくれます。
必要な機能などの相談にも乗ってくれてくれるほか、クロスを張り替えることによってガラッと変わるお部屋全体のイメージなども勘案しながら様々な提案をしてくれるでしょう。
まとめ
クロスの理想的な厚さや、一部張り替えでのクロスの厚みの重要性などについてお伝えしてきました。
クロスの一部張り替えではクロスの厚みを合わせないと、継ぎ目の凹凸や浮きができて見た目が悪くなってしまいます。
個人がクロスの厚みまで選ぶということは、なかなか難しい部分もあると思いますので、適切な厚みのクロスを選んできれいに仕上げたいと思っている方は、ぜひ私たちのようなプロにお任せして、完璧で気持ちの良い仕上がりの暮らしを手に入れてください。
リクテカでは豊富な経験と技術で、クロス張り替え工事をおこなっております。
クロス張り替えについてのお悩みがありましたら、どのようなことでも結構ですのでお気軽にお問合せください。